活動状況 Activity status

2023年度

令和5年度 意見交換会を開催しました

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令和5年12月5日(火)「シェラトングランドホテル広島」(広島市東区若草町12-1)において「国土交通省中国地方整備局との意見交換会」を開催致しました。

最初に高田会長より「昨今のセメントをなど使用資材の高騰やカーボンニュートラルの実現、担い手不足などの様々な問題が山積みしております。本日の意見交換会が皆様にとって意味のあるものなることを心から期待し、中国地方整備局の皆様には今後ますますのご指導、ご伝達をお願い申し上げます」と開会の挨拶を申し上げました。

続いて、国土交通省中国地方整備局 企画部技術調整管理官 山田様より「国土強靭化基本法が改訂されました。またデフレ脱却のための総合経済対策が閣議決定されました。その閣議決定の中でも国土強靭化をしっかり進めていこうということが決定しております。その関連する補正予算が成立し今後170件の工事発注を予定しています。全力で執行できるようにしていきたいと思っております。また建設業界の課題として担い手不足・高齢化・若手不足などがあります。対策として3人で行っていたことを2人で行うなど生産性を上げること、若手にこの業界に入ってきてもらうための働き方改革をやっていこうということにしております。生産性を上げるためにICT・BIM/CIMを活用していくということ、またプレキャスト化を促進していこうということにしております。プレキャスト使用検討時にイニシャルコストだけでなく維持管理・将来の担い手などいろんなことをお金に換算して一定規模のものについてはプレキャスト化を促進していこうと考えております。働き方改革については経営平準化を行う。工事業務が年間平均して仕事がある形にし、コンクリート製品についても年間平均して需要があるように出来るように思っております。建設業界全体として変わっていかないといけないと思っております。今日は色んな製品の情報も教えていただくということで、プレキャストのマニュアル作成のためにも参考にさせていただきたいと思いますので今日はよろしくお願いします。」とご挨拶をいただきました。

意見交換会では、中国地方整備局 企画部技術管理課 課長 山村様より「公共工事を取り巻く最近の状況について」と題しご講演いただきました。特に我々に直接かかわりのあるプレキャスト導入促進に向けた検討状況などご説明いただき、大変貴重な情報を提供いただきました。

また当協会側から「大型張ブロック ロックル」「自然治癒コンクリート Basilisk」「組立式大型ブロック ガーディアンⅡ」「張出車道 ロードプラス」の4商品の商品説明を行いました。
例年とは違う形の意見交換会となりましたが、お互いに質問などし合い、大変有意義な意見交換会となりました。

令和5年度 定例総会を開催しました

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 令和5年5月12日(金)16:15より「かめ福オンプレイス」(山口県山口市湯田温泉4-5-2)において、令和5年度定例総会を開催致しました。

 本年の定例総会会場には26名、議決権行使書面による出席が6名、合計32名(27社)の出席となりました。総会では、令和4年度の事業計画並びに収支決算報告、令和5年度事業計画(案)並びに収支予算(案)が全会一致で承認されました。また役員改選により高田会長が就任となりました。

 総会終了後は新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行になったこともあり、賛助会員の皆様も交え会食を開催し懇親を深めました。

2022年度

令和4年度 意見交換会を開催しました

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令和5年2月28日(火)「広島ガーデンパレス」(広島市東区光町1-15-21)において『国土交通省中国地方整備局との意見交換会』を開催致しました。

最初に、高田副会長より「本来この意見交換会に当協会の福田会長も出席する予定でした。しかし病気療養中だった会長が2月15日急逝されました。会長はこの意見交換会への思い入れも強く、毎年の開催を大変心待ちにされておりました。これからもこの意見交換会が毎年行われることを祈念し、限られた時間ではありますがよろしくお願い致します」と開会の挨拶を申し上げました。

続いて、国土交通省中国地方整備局企画部の福代技術調整管理官様より「昨年を振り返ると、新型コロナウィルスにかかる行動制限は緩和されつつある一方で、ロシアのウクライナ侵攻を起因とし、非常に不安定な世界情勢、円安の進行、急激な物価高騰など社会生活、国民生活そして我々建設業界にも深刻な影響を及ぼした年と認識しています。

このような状況を踏まえ、昨年12月に成立した今年度の第2次補正予算についても、Ⅰ「物価高騰・賃上げへの取組」 Ⅱ「円安を活かした地域の「稼ぐ力」の回復・強化」 Ⅲ「「新しい資本主義」の加速」Ⅳ「防災・減災、国土強靱化の推進など、国民の安全・安心の確保」という4本の柱を掲げ、必要な経費を計上されているところです。特に防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策においては、3年目となる今回も昨年並みの規模とし、3か年で7割程度の事業費予算が確保されました。中国地方整備局といたしましても激甚化する風水害から被害を最小化するための流域治水、災害時においても、信頼性の高いネットワークの構築など、必要なインフラ整備を計画的、着実に進めていくよう考えております。

一方で、インフラの整備、維持管理を担う建設業界、特に災害時には、地域の守り手となっていただいている皆様方ですが、高齢化の進行、若手の入職も進んでいないということに起因し、労働者不足も深刻化、業界における担い手確保と生産性の向上が、喫緊の課題となっています。国土交通省としても、令和5年はDXによる変革を一層加速させる躍進の年ということで、さらなる生産性の向上、働き方改革を推進していきます。また、コンクリート生産性向上検討協議会において進められているプレキャスト化の推進につきましても、中国整備局といたしましても、プレキャスト製品の活用推進に向けて、現在、検討を進めている状況でございます。改めてプレキャスト製品活用の現状や課題、規格の統一化、標準化などについても、ご意見または相談させていただく機会もあるかと思いますので引き続きご協力をいただければ幸いに思います。

本日の意見交換会では忌憚のない意見を頂き、有意義な会になることを祈念いたします」とご挨拶をいただきました。

意見交換会では、中国地方整備局企画部荒木課長様より昨年同様「公共事業を取り巻く最近の話題について」と題しご講演頂きました。建設現場の現状と課題、TEC-FORCEの活動状況、インフラ分野のDX推進、コンクリートの生産性向上の取り組みなど、短い時間ではありましたが、たくさんのテーマが盛り込まれた内容であり、大変貴重な情報を提供いただきました。

業界からの質問として「BIM/CIMの原則適用について」のスケジュール等の質問をさせて頂きましたが、資料を交えて的確なご返答やご見解を頂き、大変有意義な意見交換会となりました。

令和4年度 定例総会を開催しました

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令和4年5月10日(火)16:00より「広島ガーデンパレス」(広島県広島市東区光町1-15-21)において、令和4年度定例総会を開催致しました。

本年の定例総会は2年ぶりの集合開催となり、会場には福田会長初め29名、議決権行使書面による出席が4名、合計33名(27社)の出席となりました。総会では、令和3年度の事業計画並びに収支決算報告、令和4年度事業計画(案)並びに収支予算(案)が全会一致で承認され、役員改選により福田会長他旧理事が再任となりました。また、令和4年度は全国コンクリート製品協会中国支部発足から中国コンクリート製品協会がバトンを引き継いで半世紀、50年の節目を迎える事から、50周年の記念行事について協議されました。

総会終了後は、賛助会員の皆様も交え会食を開催し懇親を深めました。

2021年度

令和3年度 意見交換会を開催しました

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令和4年3月2日(水)より「広島ガーデンパレス」(広島市東区光町1-15-21)において『国土交通省中国地方整備局との意見交換会』を開催致しました。

最初に、福田会長より「コロナや国際紛争など想定外の事が起こっていますが、私たちの周囲には、いつどこで起きるかわからない自然災害を未然に防ぐための対応、又起こってしまった災害への迅速な復旧対応、そして社会インフラの整備、脱炭素など喫緊の課題も沢山あります。こうした課題に対し業界としてできることは微々たるものかもしれませんが、建設業界の抱える様々な課題も含めて、プレキャストコンクリート製品に対するニーズや期待は年々高まっていると認識していますので、その期待にしっかりと応えたいと思います。その為にも建設産業全体で連携を図ると共に、本日のような国土交通省との意見交換会を通じて情報を共有し、コンセンサスを持つことが何よりも大切だと思っています。そうした意味でも本日の意見交換会を貴重な機会にしたいと思います。限られた時間ではありますがよろしくお願いいたします」と開会の挨拶を申し上げました。

続いて、国土交通省中国地方整備局企画部の高木技術調整管理官より「最近の話題としてなかなか建設業界全体担い手が入ってこない。厚生労働省発表を見ると若い世代が3年以内に辞めていく人が非常に増えている。地元の高校の意見を聞くとやはり給料や休みが取れると言うところを重視したいと言った意見が多いことが印象に残っており、週休2日制工事、新3K(給与・休暇・希望)といったことをしっかりやっていきたいと考えています。建設業界は様々な災害に対する地域の守り手であることについて世の中にしっかりPRしていくこと、又これから次の時代を担っていく人たちに魅力のある業界だと理解してもらうことが必要だと考えています。現在国交省で推進しているi-Constructionについては、現在ICT土工が中心となっていますが、近い将来には構造物にプレキャストコンクリートを使う新しい取り組みなどを進める予定でありますので、連携していけることに色々とお知恵をいただきたいと思います。課題はありますが、プレキャスト製品は働き方改革でも必ず大きな成果をあげられることと期待しております。

国土交通省の来年度予算が発表されました。整備局ではその中で言われている防災・減災・国土強靭化について当然進めていきますが、それに加えて新しい切り口としてカーボンニュートラル、デジタルDX(デジタル技術の活用)にも取り組みます。その取り組みに、是非プレキャスト製品を生かし、活用させていただきたいと考えております。本日は大きな会場で対面開催する貴重な意見交換会でありますので、実りある会になることを祈念いたします」とご挨拶をいただきました。

意見交換会では、最初に中国地方整備局企画部荒木課長様より「公共事業を取り巻く最近の話題について」と題した講演会を行いました。災害対応・コンクリートの生産性向上・カーボンニュートラルなど、短い時間ではありましたが、たくさんのテーマが盛り込まれた内容であり、大変貴重な情報を提供いただきました

業界からの様々な質疑に対し、中国地方整備局各部参加者の皆様より的確なご返答やご見解を頂き、中国地方整備局と当協会のワーキンググループ立ち上げなどにも理解が示され、今後につながる大変有意義な意見交換会となりました。

令和3年度 定例総会を開催しました

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 令和3年5月7日(金)13:00より「TKPガーデンシティPREMIUM広島駅北口」(広島県広島市東区二葉の里3丁目5番7)において、令和3年度定例総会を開催致しました。

 今年度の定例総会は新型コロナウィルス感染症まん延防止の観点から、初めてWEB会議システムを活用し、会場とWEBを併用し開催いたしました。

 会場には福田会長初め19名、WEBによる出席が5名、議決権行使書面による出席が6名、合計30名(28社)の出席となりました。

 総会では、令和2年度の事業計画並びに収支決算報告、令和3年度事業計画(案)並びに収支予算(案)が可決承認されました。

 続いて株式会社北斗型枠製作所の入会(賛助会員)が承認されたことが紹介されました。

2020年度

令和2年度 国土交通省中国地方整備局と意見交換会を開催しました

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 令和2年10月30日(金)13:30より「広島ガーデンパレス」(広島市東区光町1-15-21)において、中国地方整備局のご後援を頂き、消毒・検温・ソーシャルディスタンスなど基本的なコロナウィルス対策を徹底し意見交換会を開催致しました。

 開会に先立ち福田会長より「昨年度は新型コロナウィルスの影響を受け中止せざるをえなかったが、今年度は例年3月に開催している意見交換会を10月に前倒しして予定したところ、整備局の方々にご理解頂き、こうして対面式で会を開催できることを本当に感謝いたします」と述べた。

 続いて国土交通省中国地方整備局企画部の安野技術調整管理官は、「新型コロナウィルス感染拡大防止対策に対し、様々な工夫により会を開催できたことに感謝申し上げる。
整備局は中国地方のi-Construction推進計画の策定に当たり、『生産性向上』『働き方改革』の2つを柱に重点的に進めている。皆様方と私どもは良きパートナーとして各々の役割を果たし地域の方々から喜ばれる事業を推進していくことが重要である」とご挨拶を頂きました。

 ご講演を中国地方整備局企画部北木建設専門官から「中国地方整備局のi-Constructionの取組」と題し建設業を取り巻く状況、中国地方整備局の取組及び中小企業の支援を目的としたさまざまな補助金の活用策についてご説明頂くとともに、業界からの様々な質疑に対してのご返答も頂き、非常に有意義な意見交換会を開催できました。